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暴行・傷害

暴行・傷害は、怨恨や酒席の勢い等、あらゆる動機が考えられ、どこでも起こり得る比較的身近な犯罪です。

会社の従業員等による暴行・傷害事件が発生した場合、それが会社の従業員同士の軽微な暴行・傷害事件であれば仲裁も比較的容易で、従業員の逮捕・勾留等の大問題になることは少ないでしょう。しかし、それが従業員による社外の人に対する暴行・傷害事件の場合、従業員の逮捕・勾留等のリスクが大きくなります。また、会社名が知られれば、当該社外の人が会社に電話してきたり、インターネットに会社や当該従業員の悪口を書き込んだりといった、会社の名誉・信用関連のリスクもあります。なお、これらのリスク増大は、会社の従業員同士の暴行・傷害事件が、被害者の退職やパワハラの通報等によって外部化した場合にも、当てはまるでしょう。そして、万が一、従業員が逮捕されれば、原則として事件報道がなされ、会社の名誉・信用に傷が付くことにもなりかねません。

当事務所は、これまで暴行・傷害事件を多数取り扱った経験から、暴行・傷害事件が発生した場合、早期の示談等により、何より従業員の逮捕・勾留を回避し、会社業務への影響を最小限に抑えるべきであると考えます。

従業員が暴行の事実を覚えていない、又は否認している事案においても、当該従業員の言い分をまとめた書類と証拠を作成・収集し、あらかじめ会社名は伏せる形で警察に報告し、逮捕が不必要であることを訴え、逮捕を免れることができたケースもありました。

従業員等による暴行・傷害事件が発生してしまったという会社関係者の皆様は、できるだけ早期に当事務所にご相談ください。

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